志賀さんがお亡くなりになりました。
「悲しい」を上回る「寂しさ」と「心細さ」を感じました。
何時、どういう場面で初めてお目にかかったのか記憶にないくらいに自然にお声を掛けて下さり、恐縮しながらも楽しい時間を頂きました。
夏期学校同窓会が発足しお手伝いすることになり、夏期学校委員にそして常任理事にと、その都度「していただけませんか?」と優しくお声かけくださいました。あまりにも自然におっしゃるので、「はい。」とお答えしてしまいました。
経験、年齢、立場などに拘ることなく「同志」として常に接してくださいました。
思案に行き詰り、お電話すると丁寧にお話して下さいました。
これから、どうすれば良いのでしょう…。
大先輩たちは、皆さま同じ目線で接してくださいました。
これからの方たちに、先輩たちがお示し下さったことの何十分の一でも伝えることが出来るのか、と思うと心細さを感じてしまいます。
志賀さん、備後屋の岡田さん、富山の水木さん…あちらの世界は楽しそうですね。
先にいらした方たちに現状をお話される志賀さんが思い浮かびます。
常に前向きだった志賀さん ありがとうございました。
小市璋子(上田民藝協会)