2015年11月09日

例会 房総旅行

11月7日(土)、11月例会ということで、日本民藝館友の会の方々と一緒に千葉のmuseum as it isと房総のむらを訪れました。

房総のむらでは、資料館で企画展示の鎌の展示について学芸員の方にご説明を頂き、その後自由行動で江戸時代の商家の町並みを再現したものを見たりしました。

お昼は九十九里の浜料理かずさにて、イワシ料理の美味しい定食をいただき、漁港近くの魚介類の直売場に立ち寄った後、as it isに向かいました。

as it isはお世辞にも便利なところにあるとは言えない、めちゃくちゃ山の中にあり、田舎慣れしている私も感心するくらいの山奥で、このカーブをのぼればやっとあと少しで到着、というところまできたとき、予想外のアクシデントがありました。
なんと、工事中につき普通乗用車以外はその山道を登れないと、中型バスの我々は工事の方に行く手を止められてしまったのです。
ここで帰ったら、私たちはイワシ料理を食べにわざわざ千葉まできたようなもの、、とまさかの状況に呆然としていたところ、参加者の中に、奇跡的にそのあたりの道に明るいご夫婦がいて、迂回路を案内してくれたのです。
地獄に仏とは言い過ぎかもしれませんが、このご夫婦のおかげで、東京民藝協会の11月例会がイワシ料理の旅になるのを回避でき、as it isに辿り着くことが出来ました。
目的地についたときは、自然とバスの中で拍手が沸き起こりました。
この場を借りて、道案内してくだったご夫婦、その節は本当にお世話になりました!ありがとうございました!!

tmk151109.jpg

ということで、ずっと行きたいと思ってやっと訪れることができた坂田さんの美術館as it isは、それはそれは本当に素敵でした。
館内は撮影禁止なので外観の写真を載せます。
建物は建築家の中村好文さんの設計で、これまたしびれるほどのカッコ良さです。
美術館の周りは自然豊かな森の中といった環境で、その森でとった仙人草という植物がひっそりと展示物に挿してありました。
実はその仙人草には、私が気づいたわけではなく、今回参加されていた民藝館の石井さんがその植物の美しさに気付かれ、美術館の方にお尋ねになっておられたのを聞きかじったので、ここでちゃっかり紹介することにしました。
今回の展示は、「日本の酒袋、中世西洋の木彫など」でした。
14世紀のマリア像から現代の作品まで41点の作品があり、一時間の見学時間もあっという間でした。
帰りに、美術館の隣にある千葉惣次さんのお宅で郷土玩具のコレクションを拝見し、芝原人形のご説明をしていただきました。
今回の旅行のためにわざわざお時間をくださったとのことで、大変有りがたかったです。
芝原人形は勿論、コレクションの数々も本当に圧巻でした。

初めてこういう旅行に参加しましたが、一人参加の私にも皆さんが気さくに声をかけてくださり、とても楽しく過ごすことが出来ました。
旅行に際し、藤田さんと民藝館の石井さん、古屋さんに大変お世話になりました。
ありがとうございました!
また皆さんとこんな楽しい旅行が出来たらなと思います。
(大谷 光)
posted by 東京民藝協会 at 18:10| Comment(2) | 例会
この記事へのコメント
早々とありがとうございました。
イワシうまかったですね。

as it is の全景写真はないですか
Posted by ふじた at 2015年11月21日 13:58
as it isの全景の写真、あるにはあったのですが、人が沢山写りこんでまして、ネットに載せるのはどかと思い、やめてみました。すみません!
また行きたいですね。
Posted by 大谷 at 2015年11月26日 08:48
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