2022年01月06日

2022年オンライン例会のお知らせ

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
現在、東京国立近代美術館で「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」展(会期:〜2月13日)が開催されています。この展覧会について、日本民藝館の杉山学芸部長にオンラインでの解説をしていただけることになりました。すでに展示を観られた方も、これから観られるという方も、貴重なこの機会に是非ご参加ください。

「民藝の100年」展を巡って
日時 2022年1月15日(土) 19:00〜
講師 杉山享司氏(日本民藝館)
 

*本年も新年会はおこないません。

東京民藝協会事務局

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2021年11月18日

11月オンライン例会のお知らせ

11月20日にオンライン例会行います。

◎11月オンライン例会 11月20日(土)15:00〜16:30くらい
「出西窯の登り窯焚き中継」


出雲民藝協会会長で出西窯代表の多々納真さんのご厚意により、出西窯の窯焚きの様子をライブ配信してくださることになりました。
温度上昇中の、燃え盛る炎を見ながら、解説していただきます。
貴重な機会ですので、是非ご参加下さい。
*先着順(今回は東京民藝協会会員以外も視聴されます)
*お願い 参加者は、会員の誰かということがわかるように、名前を表示して下さい。
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2021年11月06日

11月例会 日本民藝館見学会

○東京民藝協会2021年11月例会
日本民藝館「棟方志功と東北の民藝」展見学

日 時 2021年11月13日(土) 11時〜12時ころ
場 所 日本民藝館 10分前に入口あたりに集合
解 説 杉山享司氏(日本民藝館)
参加費 500円 (同伴者1000円)*入館料別途
定 員 20人位(会員優先/先着順)
参加申込 下記のメールに11月12日(金)まで
tmk@tokyo-mingei.sakura.ne.jp

日本民藝館で現在開催中の「棟方志功と東北の民藝」の見学会を行います。杉山学芸部長に解説していただきます。杉山さんは超多忙で心苦しいのですが、快くお引き受けいただきました。なお、「民藝」誌の9月号がこの展示に関連した特集号です。
*現在民藝館では、靴にビニールのカバーをかけて入館しています。滑りやすいので、上履きなどご自分で用意していただいてもいいかもしれません。


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2021年11月02日

9月のオンライン例会

 18日の夜、ズーム例会を行った。参加者は36人、オンライン例会としては5回目になる。
 講師を(財)大阪日本民芸館の学芸員、小野絢子さんにお願いした。お話の内容について「大阪日本民芸館の設立の経緯や活動をご紹介すると共に、その特色を現在開催中の「型絵染 三代澤本寿」展を参考に考えてみたいと思います」という言葉を頂戴していた。
 50年前の万博は日本経済の高度成長を象徴するお祭りであった。一部に反対はあったが、日本中大体はいい気持ちになっていた。働く人の多くは正社員だったし、生活は目に見えて便利で豊かになっていた。日本には明るい未来がまっていそうであった。ところがそうでもなかったのである。現在は、労働人口の1/3が非正規雇用だというし、実質所得は先進国中日本だけが下がり続けている。子供の貧困がこのコロナ禍でより深刻になっているという。こんな状態で2025年にまた万博をやるらしいが、どうなってるんだ。
 ------と脱線したがもとにもどって、当時は財界も気前が良かったらしく、民藝館の建物と展示は、その財界の寄付で賄われた。日本民藝館の当時の館長は濱田庄司で、浜田をはじめとするえらい人達が毎月会議に出席するほど並々ならぬ力を注いだ。小野さんが「民藝」誌で、準備会議に出席していた方々の名前を挙げているが、民藝側も、企業側も錚々たるものだ。
 
 建物について、福岡の高木さんが、「これはコルビジェではないか、どこかで柳宗理氏の意見がはいったのではないか」、という質問を出された。これに対して小野さんからは、会議の議事録等に宗理氏の名前は全く見られない、というご返事があった。現在の建物は、高木さんが指摘するように近代建築の常道をいったものだが、実はもうひとつのデザイン案があったという。それは大きな三角の屋根をかけた、合掌造り風というか神社風というかの多層式の建物であった。濱田らは、この傾向が異なる2案のうちの前者を選択したらしい。いわば回遊式の一部吹き抜けを有する広々とした建物は、民藝館としては珍しい。広ければ広いなりに展示は難しいだろうと、余計なことを思った。
(私は、大屋根の模型の写真を見たとき、ある建物を思い出した。「出雲大社 庁の舎」である。建築年が1963年で民芸館の計画時にはすでにあった。かなり似ているので具合が悪いと指摘する人がいたのではないか、というのが私の新説、いや妄説である。)

 さて70年3月に開館すると、会期の183日間で210万人の見学者があった。ならすと1日に1万人以上で、大変な人数である。係員が「立ち止まらないで下さい」と叫んでいたのではないか。ともかく日本人の2パーセントくらいが「みんげい」を見たのだから、かつてないことではあった。その後、建物は大阪府に譲渡され恒久的な施設として残すことになり、そのおかげで現在も存続している。万博時の施設の中で、建物もその用途も変わらないのは、「太陽の塔」とこの民芸館だけだそうだ。(------というように記憶しているが、半月経って記憶に自信がなくなった)

 同民芸館については、「民藝」誌808号(2020年4月)というおめでたい号で「EXPO’70と大阪日本民芸館」という特集を組んだ。三代澤本寿展についても821号(本年5月号)「型絵染の世界」で特集した。両者ともに小野さんに執筆いただいている。内容は同じでも口頭での説明は解りやすいと改めて感じた。
 なお、松本の会員、宮原志帆さんにお聞きしたら、三代澤という苗字は、松本あたりではよくあるとのことだった。
 小野さん、夜分長い時間にわたって、ありがとうございました。
(藤田)


 
posted by 東京民藝協会 at 19:47| Comment(0) | 例会